こんな疑問にお答えします。
記事の内容
- 30代男性がビズリーチを使ってみた結果転職しなかった話【評判・口コミ】
- 転職しなかったけどビズリーチに登録して良かった理由【登録だけでもOK】
- 実際に使ってみてわかったビズリーチのメリット・デメリット
- ビズリーチに登録していることが勤め先の会社にばれない?
- ビズリーチとはどんな転職サイト?
30代男性がビズリーチを使ってみた結果転職しなかった話【評判・口コミ】
ビズリーチに登録したきっかけ
Aさんのプロフィール
- 年齢:30代
- 業界:自動車部品
- 職種:技術営業
- 家族構成:3人家族(妻・子・夫=私)
私がビズリーチに登録したきっかけは、自分のキャリアの今後を考える中で、異なる職種への転向を検討したことです。
私は新卒から自動車部品業界の会社で技術営業の仕事をしています。
自動車業界は電気自動車への転換や自動運転のような新しい技術の広がりとともに、既存の事業の市場がピークアウトして小さくなっていくという変化を迎えています。
私が勤めている会社もその影響の中にあり、今の会社と職種のまま働き続けていて良いのだろうか?と考えていました。
そうした思いからキャリアに関する本をいくつか読む中で、転職市場に出てみることと、自分のキャリアに対し複数の将来シナリオをもつことが大事だと教えてもらい、そのスタートとしてビズリーチに登録してみようと思ったのです。
登録の流れ
ビズリーチのアプリをスマホにインストールして、アプリの指示に従って入力を進めて登録しました。
最も時間がかかったのは職務経歴書の記入です。
いつからいつまでどこの会社のどんなポジションでどんな仕事をしてきたかを書くものです。
初めだったので何を書くべきか分からなかったですが、ビズリーチのサイト上に職種別のサンプルが用意されているので、それを参考にできました。
数時間あれば一通り書けたと思います。
少し手間のかかる作業ですが、文字にして自分の経歴を改めて書き起こすと、自分はそれなりに仕事をしてきたんだなということにも気付けるので、メリットの方が大きいと感じました。
追加で職務要約(職務経歴書の内容を要約したもの)やスキルを記載する欄もあるので、こちらも職務経歴書をベースに記入しました。
>>ビズリーチ公式HPはこちら企業からのスカウトが来た
2か月ほど企業に対して職務経歴書を公開してみたところ、月に1-2回で合計4つの企業からスカウトが来ました。
いずれもプラチナスカウトで、面談を打診されました。
ビズリーチには通常スカウトとプラチナスカウトの2種類があります。通常スカウトはヘッドハンターが何度でも送れるスカウトです。一方プラチナスカウトはヘッドハンターと企業の両方が送信できます。送信回数は限られているためより本気度の高いスカウトです。
ただし、メールの文面としては一斉送信しているように見えるもので、私の経歴のどのような点に興味をもって連絡をくれたかは読み取れませんでした。
転職エージェントからスカウトが来た
登録したところ、2-3週間ほどで5人の転職エージェントから連絡が来ました。
内容は基本的に、一度面談をさせてほしいというものです。
誰とコンタクトをとるかにあたっては、メッセージから読み取れる真剣度と所属先の信頼性を判断材料としました。
まずメッセージの質ですが、エージェントからの連絡の内容は大別して2パターンあり、真剣度の違いは明らかでした。
真剣度が低いと感じたメッセージは、「~様の経歴を拝見し、ご連絡しました」のような他の人にもコピペして一斉送信しているように見える文面です。
一方で真剣だと感じたのは、「~様の〇〇における△△という経験に注目し、ご連絡しました」というように、私の職経歴書を読んだ上で個別に連絡をくれたと分かるものです。
またこれらのメッセージには、エージェントの個人名だけでなく所属する企業名も記載されています。
私は転職活動は初めてでしたのでエージェントに馴染みはありませんでしたが、企業名で検索をすると上場しているか否か、どれくらい歴史と実績があるかなどが分かります。
これらを総合的に判断し、私に個別メッセージを送ってくれた真剣かつ所属先の企業も信頼できそうなエージェントを選び、面談のためにコンタクトをとりました。
転職エージェントと面談
私は、JACリクルートメントのコンサルタントの方と面談をすることにしました。
面談にあたっては、すぐに転職をしたかったわけではなく、自分の今後のキャリアにおいてどのようなシナリオを描け、選びたいシナリオのと今の自分にあるギャップを埋めるにはどうすればよいか、が相談できる面談になればよいと考えていました。
そのシナリオの一つとして、私は技術営業の仕事から異なる職種への転向を検討していました。
営業系の仕事に少し疲れており、技術営業の経験を活かしたエンジニアの仕事ができないかと考えていたのです。
その考えを面談でエージェントに伝えたところ、その場合は誰とどのような競合になり、その方向性で生じる課題についてコメントしてくれました。
客観的で理にかなったコメントであり、エージェントに対する信頼が深まるやり取りでした。
ビズリーチ上でエージェントを比較検討し、選別したうえで面談に臨めたからこそ、一社目から信頼に足るエージェントと面談できたと感じました。
JACを使った体験談については以下の記事に詳細を記載しています。
JACリクルートメントの体験談
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30代男性がJACリクルートメントを使った体験談【評判・口コミ】
JACリクルートメントってどんな転職サービスなんだろう?実際に使ってみた人の体験談を聞きたい。 どんな求人が来るの?いい企業がなかったら転職しなくてもいいのかな。しつこい勧誘があったら嫌だな… こんな ...
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転職活動をやめた後
私は結果的には転職はしませんでしたが、それはエージェントとのやり取りを通じて今の仕事に対し前向きな気づきがあったからです。
詳細は以下の記事にまとめています。
JACリクルートメントの体験談
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現在は積極的に転職活動はしていませんが、年末にビズリーチで職務経歴書を更新しています。
自分の一年間の仕事を客観的に振り返るためです。
その職務経歴書を採用企業に対して公開してみましたが、月に1-2件はスカウトが来ました。
ある程度の条件に引っかかった登録者に対し一斉送信しているような内容ですが、それでも自分への需要をある程度は確認できるツールとして役立っています。
転職活動をして得た気づき
転職活動をして気づいたのは、自分がこれまでしてきた仕事には価値があり、それが実際に転職市場で評価されるということです。
ビズリーチを使うことで、この気づきは自分の内側と外側の両面からのものとなりました。
自分の内側からの気づきは、職務経歴書を書くことで得られます。
職務経歴書を書くことは、いつからいつまで、どんな仕事をどのポジションで行い、自分は何に貢献してどんな成果につながったかを、他者にも分かる形で言葉にして書いていく作業です。
これはとても前向きな作業で、できたこと・貢献したこと・成果を振り返っていくことになります。
私はこの作業を通して、自分は価値のある仕事を結構してきたんだな、と気づけました。
その気づきとともに職務経歴書を公開すると、それを読んだエージェントから私個人宛のメッセージが届き、実際に面談を通してサポートを受けられました。
私が利用したエージェントは転職が成功すると採用企業から報酬をもらえるという仕組みでした。
つまり、私のサポートをしてくれるということは、客観的な立場で私の職務経歴を見て転職が成功する可能性がそれなりにあると捉えているとも言えると思います。
こうした経験を通して、転職活動をすることで自分の内側だけでなく外部の客観的な視点でも自分の価値に気づけました。
>>ビズリーチ公式HPはこちら転職しなかったけどビズリーチに登録して良かった理由【登録だけでもOK】
まとめると、ビズリーチに登録して良かった理由は大きくは以下の3つです。
- 職務経歴書を書くことで、自分のこれまでの仕事に対し、前向きな気づきがある
- 自分の職務経歴に興味のある複数のエージェントを比較することで、真剣で信頼のおけそうなエージェントに出会える
- 転職エージェントとのやり取りを通じ、自分の市場価値に気づける
また、ビズリーチ上で求人検索もできます。
自分の職種でどのような求人が出ているかを定期的にモニタし、自分が行っている仕事が市場の求める内容とずれてしまっていないかを確認するツールとしても使えるのは、ビズリーチに登録して良かったことの一つです。
>>ビズリーチ公式HPはこちら実際に使ってみてわかったビズリーチのメリット・デメリット
ビズリーチのメリット
質の高い求人やスカウトが来る
私は良い転職エージェントからのスカウトに巡り合えました。
ビズリーチでは、職務経歴書を見たエージェントからスカウトが来る仕組みになっています。
この仕組みによって、自分の経歴に興味のあるエージェントを比較検討したうえで誰とコンタクトをするかを選べるようになっているため、良い転職エージェントに巡り合う確率を上げられることがビズリーチのメリットだと感じました。
受け身で利用できる
スカウトを受信するだけという、ある意味では受け身な使い方ができることもメリットかもしれません。
職務経歴書を匿名で公開し、まずはどれくらいスカウトが来るかを確認して安心したいといいう使い方もできないことはないと思います。
連絡がしつこくない
ビズリーチ上での連絡は、面談を打診するスカウトでした。
私は1つのエージェントとのみやり取りをすることにしたので、他のエージェントには返信をしませんでした。
スカウトに返事をしなかったエージェントからは、一週間以内くらいにもう一度面談を打診する連絡が来ました。
それ以降にしつこく連絡が来るということはなかったです。
特定の企業をブロックできる
職務経歴書を公開しない会社を設定できるので、今勤めている会社にばれない形で転職活動を行えます。
ビズリーチのデメリット
登録時に審査が必要
職務経歴書を登録し、審査を受ける必要があります。
職務経歴書を書く作業が必要になりますが、上記の通りでむしろ自分を振り返る機会になるためメリットだと思います。
サンプルを見ながら書けば一日もあれば書ける内容だと思います。
有料会員でないと見られない求人やメッセージがある
有料会員にならないと見られない求人やメッセージがあります。
私は年末に行われている職務経歴書の更新キャンペーンでプレミアムチケットをもらい、それを使って有料会員の機能を使っていました。
私の場合はそれで十分だったので、有料会員になる必要性は感じませんでした。
コピペのようなメールも多い
コピペのようなメッセージを送ってくるエージェントもいましたが、それはビズリーチだからではなく個別のエージェントの質の問題でした。
ビズリーチのメリットは、複数のエージェントを比較して自分に適したエージェントを選べることだと思います。
>>ビズリーチ公式HPはこちらビズリーチに登録していることが勤め先の会社にばれない?
職務経歴書を閲覧されたくない企業に対し、非公開の設定ができます。
設定画面で企業名を入力・選択するだけの簡単な操作です。
この機能を使えば、勤め先の会社にはばれないと思います。
ビズリーチとはどんな転職サイト?
ビズリーチの特徴
ビズリーチの特徴
- 国内最大級のハイクラス向けの転職サイト
- 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
- キャッチコピーは「転職しなくてもビズリーチ。」
ビズリーチは即戦力を求める求人が集まる転職サイトです。
専門知識を持った人材を対象にしているからこそ、ビズリーチにはクオリティの高い求人が集まっています。
また、厳正な審査を通過した優秀なヘッドハンター(転職エージェント)からスカウトが届きます。
ビズリーチは転職活動に役立つのはもちろん、自身の市場価値を理解する手助けにもなります。
「転職しなくてもビズリーチ。」というキャッチコピーにあるように、今は転職する気がないけど自分の市場価値を把握するために登録だけする」という方も大歓迎です。
>>ビズリーチ公式HPはこちらビズリーチの無料プランと有料プランの違い
ビズリーチには無料プランと有料プランがあります。
無料プラン(スタンダードステージ)でできること
- プラチナスカウトの閲覧・返信
- 採用企業が送る求人案内の閲覧
- 求人の検索・閲覧(一部の情報を除く)
- 公募・特集など公開求人の閲覧、応募
有料プラン(プレミアムステージ)でできること
- 料金は30日間コース5,478円の一括払い
- 全てのスカウトの閲覧・返信
- 採用企業名での求人の検索・閲覧、応募
- ビズリーチプレミアムの各種コンテンツの利用
無料プランではプラチナスカウトという特別なスカウトのみ閲覧・返信ができます。
ビズリーチに向いている人
ビズリーチは以下のいずれかに当てはまる人に向いています。
- ある程度の専門知識や資格を持っている人
- 転職で年収アップしたい人
- 自分の市場価値を把握したい人
即戦力がほしい企業が集まるビズリーチでは専門知識や資格を持つ人が歓迎されます。
特に既に会社で数年以上働いていて手に職が付いてきたアラサー以上の方におすすめです。
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトなだけあって良質な求人が多いのが特徴です。
年収アップできる求人がきっと見つかりますよ。
自分の市場価値を把握することでAさんのように「今の会社で働き続けていいのか?」「今の職種を続けていていいのか?」といった悩みの解決にも繋がるかもしれません。