

こんな疑問にお答えします。
Courseraとはアメリカ発のオンライン学習サイトです。有名企業の社員や大学教授などスゴイ実績のある人が講師を勤める質の高い講座を受講できるのが魅力です。詳しくは「Coursera(コーセラ)とは?取得できる資格と料金体系を解説【オンラインで気軽に学習】」で解説しています。
Courseraでは多くの講座が無料で視聴できます。
ただし修了証を発行するには7,000円前後の料金を支払って受講する必要があります。

Courseraの修了証にはお金を払う価値はあるのでしょうか?
結論から言うとCourseraの修了証は履歴書に記載できますし、社内でのキャリアアップにも使えるので、
- 仕事に関連する講座なら修了証を取得すべし
- 仕事に関係ない講座なら修了証はいらない
となります。
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以下で詳しく解説します。
Courseraの修了証とは専門スキルを身に付けた証明書
Courseraはスタンフォード大学やイェール大学などの有名大学やGoogle、Facebookなどの有名企業で働いている人が講師を勤める高品質な講座(コース)が魅力です。
Courseraのオンライン講座を修了すると取得できるのが修了証またはプロフェッショナル証明書です。
資格 | 所要期間 | 説明 |
修了証 | 数週間~数か月 | 特定のテーマのコースの修了証明 |
プロフェッショナル証明書 | 数か月 | 発行している会社で即戦力として使えるスキルが身に付くコースの修了証明 |
この他にもCourseraでは学位や卒業証明書などが取得できます。詳しくは以下の記事で解説しています。
例えば以下は筆者が受講した機械学習(Machine Learning)講座の修了証です。
修了証・プロフェッショナル証明書には
- 受講者の名前
- 講座名
- 講座を修了した日付
- 講座を提供する企業や大学名
が記され、「間違いなく講座を修了してスキルを身に付けましたよ」という証明に使えます。

Courseraの修了証にはお金を払ってでも取得する価値はある?【意味あります】
Courseraには動画などの教材を視聴するだけなら無料の講座(コース)もあります。
しかし修了証やプロフェッショナル証明書を取得するには月7,000円前後の有料プランに加入する必要があります。
有料プランの特典
- 修了証の取得
- 課題を解いて知識の定着&理解度のチェック
無料で講座を視聴するだけで知識を身に付けるのは難しいです。
一方、有料プランなら課題を解くことで講座内容を定着させやすいです。
講座によってはディスカッションフォーラム(受講生が利用できる掲示板)で課題の解き方を相談できます。
他の受講生と共通の問題について議論することでより記憶に残りやすいです。
真剣に学びたいのであれば有料プランにするのがおすすめです。

修了証もプロフェッショナル証明書も資格とみなされるので、履歴書の免許・資格欄に書けます。
転職・就職活動に使う目的なら取得しておいた方がいいでしょう。
すぐに使う予定がなくても、仕事に関する講座の修了証は将来的に使える可能性があるので一応取得しておくのがおすすめです。詳しくはこちらで解説しています。
ただし趣味など仕事に関係のない講座の修了証は履歴書に書かない方がいいので、取得しなくてもOKです。


修了証は資格のようなものです。
転職活動における資格の意味については転職サービス「doda」の公式サイトに以下のように記載があります。
世の中には多種多様な資格があります。大きく二分すると「就業にあたって保有が必須の資格」、そして「業務の幅を広げる資格」です。
前者は、医師免許、弁護士資格など、主に大学や専門学校などに通って取得するもの。専門分野を極めるもので難易度が高く、取得までには時間やお金がかかることが多いでしょう。
一方、社会人が今後のキャリアのために取得を考えたいのは、後者の資格。ある分野に対して「体系的な知識」を身につけていることを証明するものです。働きながら取得できるものもあり、ジャンルや費用、難易度は多岐にわたります。これまでの実務経験を体系的に整理する目的で資格取得を検討してもよいですし、今後のキャリアを考えたときに、身につけておきたい知識を思い描いてみるのもよいでしょう。スキルアップにもつながります。
社会人は時代に対応するため、常にスキルアップしていく必要があります。
上記にあるように資格は「これまでの実務経験を体系的に整理する」ためであったり、「今後のキャリアのために新しい知識を身に付ける」ために取得するのがおすすめです。
転職・就職活動を少しでも有利に進めたい方や、キャリアアップを実現したい方は修了証またはプロフェッショナル証明書を取得しておくのがいいでしょう。
Courseraの有料プランは最初の7日間は無料で利用できるので、どんな感じか試してから有料プランにするか検討できます。
修了証が発行できるおすすめ講座は以下の記事で紹介しています。
おすすめ講座はこちら
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Courseraの分野別おすすめ人気講座【資格(修了証)が取得できる】
Coursera(コーセラ)で講座を受講してみようと思うんだけど、どの講座を受ければいいのかわからない。おすすめの講座はどれ? Courseraで取得できる資格には何があるんだろう?どの講座を受講すれ ...
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特にプロフェッショナル証明書は就職に効果大!
Courseraには企業が提供する講座があり、修了するとプロフェッショナル証明書という企業お墨付きの修了証がもらえます。
プロフェッショナル証明書を持っていれば関連企業への入社や昇進に有利にはたらきます。


特に人気のGoogle データアナリティクス プロフェッショナル認定証講座には終了後のキャリアについて以下のように書いてあります。
米国では、データ アナリティクスの求人が 251,000 件以上あり、初級レベルの給与の中央値は 95,000 ドルとなっています。
~中略~
修了後は、Googleをはじめ、Deloitte、Target、Verizon、そしてもちろんGoogleを含む150社以上の米国の雇用主の求人に直接応募することができます。
修了者の75%が、修了後6ヶ月以内に前向きなキャリア結果(転職、昇進、昇給など)を報告しています。
つまりGoogle データアナリティクス プロフェッショナル認定証講座で学べるスキルを持つ人材は150社以上の企業で求められており、講座を修了した人の多くがキャリアアップを実現しています。
プロフェッショナル証明書を取得した人は関連企業が求めているスキルを持っているので、キャリアアップに有利です。
プロフェッショナル証明書が取得できる講座の例はこちら。主にアメリカの有名企業が提供しています。


転職・就職の履歴書にCourseraの修了証を記載する方法
Courseraの修了証とプロフェッショナル証明書は資格に分類されるので、免許・資格欄に記入します。
ただし業務に関係のない資格は履歴書に書かないようにしましょう。 面接官に「この人、業務内容をちゃんとわかってるのか?」という疑問を持たせてしまいます。
例えば
スタンフォード大学とDeepLearning.AIが提供する機械学習講座の修了証を取得した場合は
「令和7年 4月 スタンフォード大学&DeepLearning.AI 機械学習講座 修了」
のように書けます。
Googleが提供するデータアナリティクス プロフェッショナル認定証を取得した場合は
「令和7年 4月 Google データアナリティクス プロフェッショナル認定証 取得」
のように記入します。
書き方は厳密に決まっていませんが、提供機関+資格または講座名のように書くとわかりやすいです。
Courseraで有料プランに加入するメリット【修了証取得だけじゃない】
Courseraの有料プランには以下のメリットがあります。
- 修了証を転職・就職活動でのアピールに使える
- LinkedInに修了証を追加できる
- 課題で知識の定着&理解度チェックができる
それぞれについて以下で詳しく解説します。
修了証を転職・就職活動でのアピールに使える
修了証とプロフェッショナル証明書は履歴書に記載できるので、身に付けたスキルや学ぶ意欲を転職・就職活動でのアピールに使えます。
転職先の業務に関連する修了証があれば転職・就職活動を少し有利に進められます。
未経験業種に応募する場合は面接で「ちゃんと勉強してきました!本当にこの業種で働きたいです!」というアピールができますよ。


LinkedInに修了証を追加できる
LinkedIn(リンクトイン)とは世界最大級のビジネス特化型SNSで、学歴、職歴、資格などを記載できるのが特徴です。 世界中で10億人以上が利用しており、海外の企業や外資系企業では履歴書代わりとして頻繁に活用されています。 海外転職を目指す方やグローバル企業への就職を目指す方には必須のツールです。
修了証とプロフェッショナル証明書はLinkedInに共有できます。
海外企業やグローバル企業はLinkedInを参考にしていることが多いので、そのような会社へのアピールに使えます。
課題で知識の定着&理解度チェックができる
講座の各セクションの最後には理解度チェックのための課題が設けられています。
課題を解くことで講座で学んだことがちゃんと身に付いているかの確認ができます。


課題を見るには有料プランに加入する必要があります。
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後から有料プランにして修了証を発行することは可能?




Courseraで修了証やプロフェッショナル証明書を取得するには有料で講座(コース)を受講する必要があります。
一方で修了証を発行せずに授業動画を視聴するだけなら無料の講座もあります。
無料で受講できる講座の受講方法はこちらの記事で解説しています。
無料で受講した場合、動画や教材は利用できますが、理解度チェックの課題はロックされ、修了証ももらえません。
後から有料プランに切り替える場合、課題を後でまとめて解くことになりますが、その頃には課題の内容を忘れていることも…
課題を解くためにトータルで数時間分の動画を再度視聴するのは避けたいですよね…
そのためどうせ受講するのなら有料プランにして修了証も取ってしまうのがおすすめです。
2つ以上の講座を同時に受ける場合はCoursera Plusというサブスクプランにすればお得に受講できます。
Coursera Plusに加入すると月額9,060円で有料講座が受け放題になります。
有料講座は5,988円/月または7,524円/月なので、2つ以上受講するのならCoursera Plusの方が安いです。
\まずは7日間無料トライアルから/
Courseraの修了証のダウンロード方法
Courseraでは修了証とプロフェッショナル証明書のPDFファイルをダウンロードできます。
ダウンロードするにはまず以下のリンクからCourseraの公式HPにアクセスしてログインします。
ログイン方法はこちらの記事で解説しています。
画面右上の自分のアイコンをクリックし、開いたメニューで「成果」を選択します。
下にスクロールすると修了した講座が表示されるので、ダウンロードしたい講座をクリックします。
修了していない講座は表示されません。
するとこちらの画面になるので「修了証をダウンロード」をクリックします。
修了証のPDFファイルが表示されるので、右上のダウンロードマークをクリックしてダウンロードします。
まとめ:修了証が取得できる有料プランにすべき人
Courseraの有料プランに加入すべき人は以下のいずれかに当てはまる人です。
有料プランにすべき人
- 現在の仕事に関連する講座を受けてキャリアアップしたい人
- 希望の転職・就職先の業務に関連する講座を受講する人
- すぐには修了証を使わないけど仕事に関連する講座を受講する人
- 知識を確実に身に付けたい人
キャリアアップや転職に使う予定なら学習の証明として修了証やプロフェッショナル証明書を取得すべきです。
すぐに使う予定がなくても、仕事に関連する講座なら将来的に必要になるかもしれないので一応取得しておくのがおすすめです。


有料プランでは課題を解いて知識の定着と理解度チェックができるので、学んだことを確実に身に付け多い人にもおすすめです。
2つ以上の講座を同時に受講するのならCoursera Plusでお得に受講できます。
各講座の有料プランもCoursera Plusも最初の7日間は無料で試せます。
一方で以下のような人は無料で講座を視聴するだけでもいいと思います。
有料プランにしなくてもいい人
- 身に付けたスキルを仕事で使う予定のない人(趣味で受講する人)
- ふんわり学習したい人
Courseraの講座は以下の公式HPから検索できます。
ぜひCourseraを活用してキャリアアップに役立ててみてください!
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